【中国語】方向を表す介詞「往・向・朝」の使い方と違いを解説

基礎編

日本語の「〜に」「〜へ」は中国語では「往・向・朝」を使い表現することができます。この「往・向・朝」は介詞と言い、そこまで頻出度は高くありませんが、覚えておくと便利な単語です。それぞれ使い方が同じ部分と異なる部分がありますので、本記事で例文を交えて解説します。

スポンサーリンク

「往・向・朝」の意味と文法

(简/繁)往

(拼音)wǎng
(日本語)〜の方へ

(简/繁)向
(拼音)xiàng
(日本語)〜へ、〜に、〜に向かって


(简/繁)朝
(拼音)cháo
(日本語)〜へ〜に

基本文法

主語 + 助動詞 + 往/向/朝 + 動作の方向や相手・対象など + 動詞

助動詞が必要な時は主語の後におきましょう。不要な場合は省略します。また、「往・向・朝」の後ろにくる単語はそれぞれ微妙に異なります。次にそれぞれ詳しく解説します。

「往」は「前へ」「北へ」「東京へ」など動作の方向を表します。動作の方向は前後左右、東西南北、場所などに対して言うことはできますが、「彼の方へ」「〇〇さんへ」など向かう先が人の場合は使うことができません

■例文

(简/繁)往前走
(前へ)進む

また、動詞とくっつき補語の役割にもなります。下記の例の場合は動詞「飛」とくっつくことで補語の役割を果たしています。

■例文

(简/繁)我從日本飛往北京
私は日本から北京へ行く

「向」は動作の方向や相手、対象などを表します。「往」と異なり、人に対しても使用することができます。

「向」の後に続く単語が2音節以上の場合「向」→「向着(著)」とすることができます。「向」と「向着(著)」の意味は同じです。

■動作の方向

(简)向右转
(繁)向右轉
右へ曲がる

■動作の方向が相手(人称代名詞)

(简)我应该要向你道歉
(繁)我應該要向你道歉
わたしはあなたに謝らなければいけない

台湾では場所や方角、前後左右などの動作の方向を言う場合は「往」をよく使用するイメージです。

「朝」は動作や場所、相手の方向を表します。「向」との違いは、「向」より使用範囲が狭いことです。「朝」を「向」に置き換えることはできますが、その逆はできません。
「朝」の後に続く単語が2音節以上の場合「朝」→「朝着(著)」とすることができます。「朝」と「朝着(著)」の意味は同じです。

■例文

(简/繁)朝南的房子
南向きの部屋

「朝」は例文のようによく部屋の東西南北の向きなどに使用されます。

タイトルとURLをコピーしました