初心者向けおすすめの中国語参考書と単語帳

その他

独学で一から勉強される方は、ご自分で参考書を購入されるのが一般的でしょう。NHKの中国語講座を使って勉強されている方もいらっしゃるかもしれません。

今回は数ある中国語学習の参考書でおすすめの文法の本と単語帳を紹介します。

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本を選ぶ基準

英語の参考書まではいかなくとも、中国語の参考書も数多く出版されています。どれを選べばいいかわからない方もいらっしゃるかもしれません。

本の選び方の基準でまず大事なことは、

何を学びたいのか、どこまで学習するのか先に明確にしておくこと

これに尽きます。旅行先で買い物するときに話せるだけでいいのか、筆談レベルの中国語でいいのか、それともネイティブと会話したいのか、ビジネス中国語まで話せるようになりたいのか。

ここがあやふやだと、本を買ったあとにこれじゃなかったと後悔しかねません。使わない本がまた一つ増えるだけです。

購入する前はぜひ、この根幹の部分を明確にしてみてください。

本記事ではネイティブと会話できるレベルを目指している中国語学習初心者を想定して、参考書を紹介します。

言語学習で必須の文法。参考書はどうする?

文法の参考書は、本によって図解の有無、どの文法まで学習するか、練習問題の量などが違います。どれか一つ重要視する点を決め、それを基準に探すのがいいでしょう。

早速初心者向けのおすすめの文法書を紹介します。

チャレンジ! 中国語 入門編

発音、文法、単語、問題がバランスよく掲載されており、さらに図解もあるので全くの初心者でも学びやすい構成です。他の文法書と比較すると発音の解説が丁寧なところも特徴でしょう。

ただし、一つ一つが丁寧に解説されている分、学べる文法の数は少ないので、これ一冊だけで文法の基礎を全てを学ぶことはできません。まずはお試しで勉強してみたい方に特におすすめでしょう。

ゼロからしっかり学べる!中国語「文法」トレーニング

ちょうどいい分量で基礎まで学ぶことができる一冊。「チャレンジ! 中国語 入門編」よりも学べる文法の数が多い分、解説はやや少なめです。全くの初心者というよりは、少しでも中国語に触れたことのある方向けでしょう。

練習問題が少ないので、問題も解きたい方は別途問題集を用意する必要があるでしょう。

新ゼロからスタート中国語 文法編

基礎文法のほか、ロールプレイング形式の練習問題もついているので、学んだことを実践形式で復習できるところがポイントです。また、カタカナで発音の記載があり、拼音を見て発音するのに自信のない方にはおすすめです。

練習問題もしっかりついているので、この参考書を使って独学されている方も多いです。

発音の本は必要か?

中国語はとにかく発音が命。しかし、日本語にはない発音がたくさんあるため、苦戦する方がたくさんいらっしゃいます。そのため、発音だけに特化した本が数多く出版されており、非常に丁寧に解説されています。

しかし、結論から言うと発音だけに特化した本を購入する必要はないと考えています。

なぜなら初心者向けの文法書には簡単ではありますが発音の解説ページもありますし、今時YouTubeで発音の仕方を紹介している動画やコツを紹介しているブログがたくさんあるからです。

文法の付録のCDや動画を聞き、何度も例文を声に出しながら練習するだけでも十分効果があります。

また、中国語は地域によって発音が若干異なることが多々あるので、実際に中国人とお話したらあれ?となる場合もあります。

こんなことを書くと怒られないかヒヤヒヤなので(笑)、一応補足しますと、ブログやYouTubeをいちいち開くのが嫌だ、本に書き込みたいんだという方は買っても構わないと思います。

単語帳の本は買うべき?

中国語検定やHSKを目指されている方以外の、初心者の学習者は単語帳の本を購入すべきでしょうか。

個人的には自分で学習しているうちに知らない単語が出てきたらその都度調べ(今はweb辞書などインターネットで公開されており、無料で意味を知ることができます)、自分だけの単語帳を作るのが一番おすすめですが、そんなことをしている時間はない。という方も多いでしょう。

そこでおすすめなのはHSK対策用の単語帳です。HSKの単語帳は難易度別に単語が適切に分かれているので、ご自身のレベルにあった適切な本を選ぶことができます。

初心者の方はHSK1級、2級あたりの本をおすすめします。

新HSK1級 必ず☆でる単スピードマスター

例文に使われている文法もビギナー向けなので、単語を覚えていて知らない文法が出てきた!となりにくいので安心です。

まとめ

以上、おすすめの初心者向けの参考書とその特徴を紹介させていただきました。

最初にも述べた通り、本を選ぶ基準は人それぞれです。ですが、やってみないとどんな本が自分に合うのかわからないこともあります。まずは深く考えずにどれか一冊挑戦してみてはいかがでしょうか。

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