「是~的」は過去に起こったことを言うフレーズの一つです。すでに起こったことで、話し手聞き手双方とも何のことを話しているかわかるとき、「是~的」を使うことができます。一番メジャーな過去表現「了」「過」との違いが分からず混乱する方も多いと思います。
これらは全て言い方の違いなのですが、わかりにくいと思いますので、実際に例文を交えながら見てみましょう。
\LINEスタンプ発売しました!/
目次
「是~的」はどういう時に使うのか?
まずは下記の例文をご覧ください。
状況:大阪に住んでいるAは東京に旅行に行き、とあるパーティに参加します。
そのときにBと出会い、二人はこんな会話をしました。
(简体字)
B:听说你不是东京人,是从哪里来的?
A:我是从大阪来的。
B:你是为什么来东京的?
A:是因为我要参加这个活动。
(繁體字)
B:聽說你不是東京人,是從哪裡來的?
A:我是從大阪來的。
B:你是為什麼來東京的?
A:是因為我要參加這個活動。
(日本語)
B:東京の人ではないと聞いたのですが、どちらからいらしたのですか?
A:大阪からきました。
B:どうして東京に来たのですか?
A:このイベントに参加するためです。
解説
上記の例文では3つ、「是~的」を使用しました。
①是從哪裡來的?
②我是從大阪來的
③你是為什麼來東京的?
この会話は二人ともAは「東京の人ではなく、どこからか東京に来た」という既に起こったことを認識・前提で話をしています。また、「どこから」「なぜ」と5W1Hが「是~的」の間に入っています。
このように、既に起こったことで、お互いにわかっていることを前提に、その起こったことの5W1H(「いつ(時間)」「どこで(場所)」「だれが(人)」「何を(何のために)」「なぜ(理由)」「どのように(方法)」)を強調する際に使用します。
文型と例文
主語 + 是 + 疑問詞/フレーズ + 的
■意味
〜した
疑問文の場合は例文のように疑問詞を使用します。疑問詞の位置は「是」のあとなので、気をつけましょう。
また、例文の①のように、主語がはっきりとわかっている場合は主語を省略することができます。
■例文
(简)我是搭火车来的
(繁)我是搭火車來的
私は電車できました。
(简)我是昨天到东京的
(繁)我是昨天到東京的
私は昨日東京にきました。