「都」と「也」は「〜はすべて」「〜もまた」という意味で、非常によく使用する副詞です。特に「都」は置く位置で意味が大きく変わってきます。絶対に理解しておきたい単語です。
\LINEスタンプ発売しました!/
目次
都
全部を肯定する「都」
(简/繁)都
(拼音)dōu
(品詞)副詞
(日本語)〜はすべて、〜はみな
主語 + 都 + 動詞 + 名詞
主語(名詞の列挙)+ 都 + 動詞
■意味
〜は全て〜だ
動詞の前に「都」を置くことで、「〜は全て〜だ」と全肯定を表現することができます。
■例文
(简)我家人都喜欢吃拉面
(繁)我家人都喜歡吃拉麵
私の家族はみんなラーメンを食べるのが好きです。
この例文の場合、「私の家族」は全員ラーメンが好きという意味です。
■例文
(简)臭豆腐、皮蛋、鸭血,我都喜欢吃
(繁)臭豆腐、皮蛋、鴨血,我都喜歡吃。
臭豆腐・ピータン・カモの血、私は全部好きです。
この例文の場合、「私」は「都」がある文章の前に「列挙したもの全て好き」という意味です。
全否定
「都」の否定文は「不」を使用しますが、「不」の位置で意味が変わってしまうので、注意しましょう。
主語 + 都 + 不 + 動詞
■意味
みな〜ではない
「都」と「動詞」の間に「不」を入れると全否定になります。
■例文
(简)我家人都不喜欢狗
(繁)我家人都不喜歡狗
私の家族はみんな犬が好きではありません。
例文の場合、私の家族全員犬が好きではないという意味です。
部分否定
主語 + 不 + 都 + 動詞
■意味
みな〜しているわけではない
「都」の前に「不」を入れると「全て〜なわけではない」と部分否定になります。
■例文
(简)我家人不都喜欢狗
(繁)我家人不都喜歡狗
私の家族はみんな犬が好きなわけではありません。
例文の場合、私の家族の中でも犬が好きな人と好きではない人両方いるという意味です。
也
同じであることを伝える「也」
(简/繁)也
(拼音)yě
(品詞)副詞
(日本語)〜もまた
主語 + 也 + 動詞 + 名詞
■意味
〜もまた〜だ
副詞なので、動詞の前に置きます。「也」を入れることで、「也」は前の文章で述べたことと、「也」がある文章の内容が同じであるということを表します。
■例文
(简)
A:我们要去日本旅游
B:我也要去!你们什么时候要去日本?
(繁)
A:我們要去日本旅遊
B:我也要去!你們什麼時候要去日本
A:私たちは日本旅行に行きます。
B:私も行きます!あなたたちはいつ日本に行きますか?
例文ではBもAと同じく日本に行くので、Bは「也」を使っています。
否定形
主語 + 也 + 不 + 動詞
■意味
〜もではない
「〜も〜ではない」と言いたいときは也と動詞のあとに否定の意味の「不」を置きます。
■例文
(简)我也不喜欢吃纳豆
(繁)我也不喜歡吃納豆
私も納豆を食べるのが好きではないです。