日常生活で「もしも・・・なら、〜なのに」と条件や仮定の話をすることは多いでしょう。今回はその条件・仮定用法を解説します。
実は中国語で「もしも」と仮定や条件をいう単語はたくさんあります。どれも意味はほとんど同じですが、後に続く文の内容によって使い分けをします。本記事ではその使用頻度の高い単語2つを紹介します。
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目次
条件・仮定用法の単語と基本文法
(简/繁)要是
(拼音)yàoshi
(日本語)もし〜ならば
(简/繁)如果
(拼音)rúguǒ
(日本語)もし〜ならば
要是/如果A的话(話),B(主語+就+動詞)。
■意味
もしAなら、Bだ。
B(主語+就+動詞)の「就」はしばしば「要是/如果」とセットで使用されます。「要是」と「如果」の違いは後述します。「的话(話)」があるとより柔らかく口語的な表現になります。「的话(話)」は省略しても問題ありません。
■例文
(简)要是你吃了我的零食,我一定会生气
(繁)要是你吃了我的零食,我一定會生氣
私のおやつ食べたら、怒るからね
「如果」「要是」を使わず、直接「A的话(話),B。」と言うこともできます。これは今回紹介する文法の中では一番カジュアルな言い方です。
■例文
(简)有时间的话,你可以帮我一个忙吗?
(繁)有時間的話,你可以幫我一個忙嗎?
時間があるなら、手伝ってくれない?
さらに、フレーズBの「就」は内容によっては不要です。
■例文
(简)如果你周末有空的话,一起去喝杯咖啡如何?
(繁)如果你週末有空的話,一起去喝杯咖啡如何?
もし週末空いているなら、コーヒー飲みにいかない?
「要是」「如果」の違い
「要是」と「如果」の意味はほとんど同じですが、「如果」が使われることが多いです。細かい違いを下記にまとめましたのでご参考にしてください。
要是 | 如果 |
・より口語表現 |
・一番汎用性が高い |
「〜的话(話)」が一番口語表現
口語表現の順に
的话(話)>要是>如果
上記で「要是/如果」を省略することができると紹介しましたが、ニュアンスが異なります。
口語表現順に言うと、的话(話)>要是>如果の順番(左の方がより口語的)となります。
■例文
(简)妈妈说:「如果要出去玩儿,就要先把作业写完。
(繁)媽媽說:「如果要出去玩,就要先把作業寫完。
もし遊びに行きたいなら、先に宿題を終わらせなさい。とお母さんがいいました。
例文参考:[https://bookmarks.tw/dictionary/archives/36551:title=https://bookmarks.tw/dictionary/archives/36551]
他にも「假如」「若」など、「もし〜」を表す単語は色々ありますが、基本はこの2つです。日常生活では「如果」を使う人が一番多いように思うので、まずは「如果」をマスターするのをおすすめします。「假如」「若」など、他の単語はいつかまた別記事で紹介します。