動詞や形容詞を修飾する単語を副詞と言います。副詞も色々種類がありますが、本記事では副詞を使った肯定文、そして副詞が入った文の否定の作り方をご紹介します。「とても」「少し」など程度を表す副詞と「よく」「時々」など頻度を表す副詞。この程度と頻度の副詞別にそれぞれ解説します。
動詞や形容詞の文型を知りたい方は下記の記事をごらんください。
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目次
副詞を使った肯定文
動詞や形容詞の前に副詞を置きます。
主語+副詞+動詞/形容詞+名詞
程度の副詞
「とても」「少し」と言った動詞や形容詞の程度を表現したいときに使用します。
■例文
(简/繁)你非常漂亮
あなたはとても綺麗です。
頻度の副詞
どれくらいの頻度で起こるのか表現したいときに使用します。
■例文
(简)那个孩子常常忘记带作业
(繁)那個孩子常常忘記帶作業
あの子はよく宿題を持ってくるのを忘れます。
否定文
否定は①副詞の否定②動詞・形容詞の否定
この2つに分かれます。
1.副詞の否定
程度を表す副詞はほとんど副詞そのものを否定することはありません。
※「一定」等一部を除く。
しかし、頻度を表す副詞は否定することができます。
副詞の否定の文型
主語+不+副詞+動詞/形容詞+名詞
■意味
〜は〜しない。
頻度の否定は頻度を表す副詞の前に否定の「不」を置きます。つまり、「頻度」そのものを否定することになります。
■例文
我不常吃早餐
私はあまり朝ごはんを食べません。
2.動詞・形容詞の否定
否定「不」「沒」はそのあとにくる単語の意味を否定します。
そのため、動詞や形容詞の前に否定「不」や「沒」を置くとそのあとに続く動詞や形容詞の否定となります。
この用法の場合、「不」と「沒」どちらを使用するかはそのあとに続く形容詞や動詞によります。こちらの記事に詳しく解説しているので併せてご覧ください。
動詞・形容詞の否定の文型
主語+副詞+不/沒+動詞/形容詞+名詞
■意味
〜は〜しない/ではない。
■例文
(简)我最不喜欢的动物是狗
(繁)我最不喜歡的動物是狗
私が一番好きではない動物は犬です。
(简)他常常没带手机出门
(繁)他常常沒帶手機出門
彼はよく携帯電話を持たずに出かけます。