助動詞「会(會)」は主に3つの意味を持ちます。そのためどの用法かわからず混乱してしまう方が多い単語でもあります。本記事ではそんな複数の意味をもつ「会(會)」の用法を1記事でまとめました。
どの意味か見分けるのは文脈を見て判断するのが一番早いです。意味を順番に当てはめてみて、一番矛盾のない意味を採用するのがわかりやすいでしょう。
各意味の詳細な解説は他の記事で紹介していますので、そちらをご参考ください。
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目次
可能なこと「〜できる」
勉強や練習をしたことで、もともとできなかったができるようになったことに対して使用します。
■例文
(简)我会说中文
(繁)我會講中文
私は中国語が話せます。
こちらの記事ではさらに詳しく解説しています。
未来や未来の可能性のこと「〜できる」
未来のことを表現する際に使用します。
同じ未来形の「要」よりは自然に起こりうるであろう未来や自発的ではない未来のこと、またおそらくするだろうというニュアンスを含みます。
■例文
(简)你汇款后对方才会把商品寄出
(繁)你匯款後對方才會把商品寄出
(あなたが)振り込んだ後、相手は商品を送ります。
上記の例文のように他の助動詞や副詞と併用して使う場合が多いです。
こちらの記事ではさらに詳しく解説しています。
得意なこと
「料理が上手だ・うまい」といった能力や技術的にできることを表す際に使用します。早速例文を見てみましょう。
基本文法
主語+很会(會)+動詞+名詞
■意味
〜は〜が上手だ。
この用法の場合は「会(會)」の前に「很」がつくのが特徴です。「很会(很會)」とあれば、こちらの意味です。
■例文
(简)我很会做饭
(繁)我很會煮飯
私は料理が上手です。
(简)她很会买东西
(繁)她很會買東西
彼女は買い物上手です。