【中国語】結果補語3:「惯(慣)」「腻(膩)」

基礎編

形容詞や動詞の状態などを補足する単語を補語と言います。補語は方向補語、程度補語など色々種類があり、本記事では結果補語について解説します。結果補語とは動詞にくっつき、その動作をした結果どうなったかを表します

これだけ聞くと難しく感じますが、実は日本語でも似たものがあり、私たちは自然に使いこなしています。

例えば日本語で「食べた」という動詞がありますが、「食べ終わった」「食べ切った」など食べたことをどのように食べたのか、さらに詳しく説明することができます。日本語でいうとこの「終わった」「切った」が中国語の結果補語にあたります。

第3回目の今回は「惯(慣)」と「腻(膩)」を学びます。

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文法

基本文法

動詞+惯(慣)/腻(膩)+目的語/フレーズ

内容が目的語不要の場合は、目的語を省略して構いません。

結果補語「惯(慣)」

中国語(简) 中国語(繁) 発音 日本語
guàn 〜し慣れる

 

動詞とくっついて、動作をするのが慣れたことを表します。

■例文

(简)我每天吃拉面,所以已经吃惯了重口味
(繁)我每天吃拉麵,所以已經吃慣了重口味
毎日ラーメンを食べたので、濃い味が(食べ)慣れました。

(简)我的邻居每晚一定会吵架,我已經听惯了他们的大声音
(繁)我的鄰居每晚一定會吵架,我已經聽慣了他們的大聲音
近所の人は毎晩必ず喧嘩するので、もう彼らの大きな声は聞き慣れました

結果補語「腻(膩)」

中国語(简) 中国語(繁) 発音 日本語
うんざりする、し飽きる

 

動詞とくっついて、動作をするのに飽きたことを表します。

■例文

(简)我听腻了朋友的抱怨
(繁)我聽膩了朋友的抱怨
友達の愚痴は聞き飽きた。

(简)我看过这部电影很多次,已经看腻了
(繁)我看過這部電影好幾次,已經看膩了
この映画を何回も見たので見飽きました。

単語帳

例文で使用した単語はこちら

中国語(简) 中国語(繁) 発音 品詞 日本語
吵架 吵架 chǎojià 動詞(離合詞) 口喧嘩する
抱怨 抱怨 bàoyuàn 動詞 文句を言う、不平を言う
重口味 重口味 zhòng kǒuwèi 名詞 濃い味

 

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