「来る」という意味だけじゃない「来(來)」の様々な使い方

文法・構文

「来る」という意味の「来(來)」。実は他にも用法があり、単純に「来(來)=来る」で覚えていると混乱して意味がわからなくなってしまうやっかいな単語でもあります。本記事では「誰がやるか明確にする用法」「呼びかけるときの用法」「注文するときの用法」などを中心に他の使い方を紹介します。

「来る」の用法

一番よく使われてわかりやすい基本の「来る」という意味で使われる用法です。この場合、「来(來)」は動詞として使われます。

■例文

(简)他来学校了
(繁)他來學校了
彼は学校に来た。

「(自分で)やる」という用法

主語や誰かを表す単語の後ろについて、「(主語の人)がやります」という意味になります。わかりやすい例としては誰がやるか決めるときなどに「私がやります」という時に使います。

「来る」という動詞の使い方との違いは後ろに場所など目的地がないのが特徴です。

■例文

(简)我来
(繁)我來
私がやります

(简)我来吧
(繁)我來吧
私がやりましょう

「主語+自己+来(來)」

「主語+自己+来(來)」と主語と「来(來)」の間に「自己」が入ることで、自分でやることを強調できます。

例えば私がやらないといけないことに対して、誰かが手伝おうと言ってくれたときに、「自分でやるので大丈夫です」と言う状況のときに使えます。言い方によっては少し冷たく感じる場合もあるので、口調には気をつけた方がいいかもしれません。

■例文

(简)我们自己来
(繁)我們自己來
自分たちでやります。

「让(讓)」と組み合わせることで、「让(讓)」の後ろに来る人に「やらせる」と言う意味になります。

■例文

(简)让他自己来
(繁)讓他自己來
彼にやらせる

「让(讓)」の使い方はこちらの記事で紹介しています。

スポンサーリンク

誰がやるか明確にする用法

「來」の後ろに動詞を置くことで、先ほど紹介した「用法+何をするか」を言うこともできます。この場合、「來」がなくても文章が成り立つのですが、「來」を主語の後ろに置くことで、「主語の人がやる」ということを強調した言い方になります。

日本語で言うと、「が、で」に近い表現かもしれません。

■例文

(简)我们来整理一下资料吧
(繁)我們來整理一下資料吧
私たちで資料を整理しましょうか

(简)你先洗菜吧,我来切
(繁)你先洗菜吧,我來切
あなたは先に野菜を洗ってください、私が切るので。

呼びかけの用法

人に何かをするよう促すよう呼びかけるときに「来(來)」単独で使います。

動詞との違いは文脈で判断しましょう。

■例文

(简)来,我们干杯吧
(繁)來,我們乾杯吧
さあ、乾杯しましょう

(简)来来来,喝完这本再说吧
(繁)來來來,喝完這杯再說吧
さあ、さあ、さあ、これが飲み終わったらまた話しましょう
(注:台湾出身の歌手、テレサ・テンの歌の歌詞でこの一文があります)

注文するときの用法

飲食店で注文するときにも「来(來)」を使い、「〜をください」と言うこともできます。

■例文

(简)先来一杯啤酒
(繁)先來一杯啤酒
まずはビールをください

(简)再来一杯
(繁)再來一杯
もう一杯おかわり

単語帳

例文で使った単語はこちら

中国語(简) 中国語(繁) 発音 品詞 日本語
整理 整理 zhgěnglǐ 動詞 整理する、片付ける
洗菜 洗菜 xǐ cài 離合詞 野菜を洗う

 

タイトルとURLをコピーしました